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恒例の1月7日のクリスマス

今年も年明け早々の1月7日、エチオピアはクリスマスを迎えました。1月7日にクリスマスを祝うのはエチオピア正教に限らず、コプト教(エジプト)やロシア正教など他の東方教会の宗派でも同様とのこと。

このタイミングに合わせて、ラリベラ出身者の里帰り、エチオピア正教徒のラリベラ巡礼も行なわれ、ラリベラの人口は一気に通常の10倍(?)になると言われています。尚、巡礼者は通常、教会周辺の空き地で野宿をして過ごします。このような巡礼者にラリベラの住民達は、食事をふるまったりしてサポートします。丁度、四国の八十八箇所お遍路のような感じでしょうか。

8日①
この時期、サッカーグラウンドが全国から押し寄せる
バスの駐車場に


8日②
教会では朝、暗いうちからミサが執り行われます。
キャンドルが灯っているのは暗黒の世に現れた光
=キリストを象徴(於:聖エマニュエル教会)


8日③
朝日の中、聖職者によるパフォーマンス
(於:聖エマニュエル教会)


今年目立っていたのが、雑踏の中で交通整理を行なうステューデント・ポリスです。小学校、中学校に環境クラブを参考とした「交通クラブ」を組織。彼らにボランティアで街の交通整理や安全キャンペーンを担ってもらおうとするもの。昨年8月に文教大学の生徒さんとラリベラ警察で交通安全キャンペーンを実施した際、ラリベラ警察のソロモン氏が強化を訴えていたプランのひとつと推察されます。

8日④
ボランティアでステューデント・ポリスとしての
責務を果たす生徒さん


ところで、このクリスマスに気になるものを発見しました。何とコカ・コーラ社がこの機会に合わせて販売キャンペーンを街中、数箇所で実施していました。どうも無料配布を行なっていたようです。ラリベラのクリスマスは日本のような商業的なお祭りというイメージとは全く別の、極めて宗教的で厳かなものです。それでも徐々にとは言えクリスマスの商業化がラリベラでも確実に始まっていることを感じました。

8日⑤
コカ・コーラのキャンペーンブース

8日⑥
通常より大きなプラスティック・ボトル(500ml?)を楽しむ人達
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2014年 明けましておめでとうございます

早いもので、私もラリベラで迎える正月が今年で三回目となりました。この間、紅白歌合戦も年越し蕎麦も、新年のお雑煮もとんとご無沙汰です。先日の大晦日の紅白では「あまちゃんコーナー」は盛り上がったのでしょうか?(≧○≦‘’‘’‘)。

それでも、エチオピア正教のクリスマスが1月7日なので、この日に向けてエチオピアの人達も一斉に里帰りしたりして、プチ帰省ラッシュが起きます。私もかろうじてですが、この地で年末年始気分を味わうことができています。

さて、最近エチオピア在住の日本人にとって大変うれしいニュースがありました。日本の安部首相がこの1月にエチオピアを訪問することが急遽決まりました。日本の首相のエチオピア訪問は2006年の小泉首相以来となります。2006年の際も、私はたまたまエチオピアに居たのですが、日本の首相訪問はエチオピア国内のニュースで大きく取り上げられていました。今回もさぞや大きな話題となることでしょう。しかも、BRICSの一角である南アフリカを差し置いての訪問です。日本のアフリカシフトが徐々にスタートしていると感じる今日この頃です。フー太郎の森基金の一駐在員としても2014年がエチオピア/日本の絆が一層深まる年となることを願って止みません。

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ラリベラより臨む夕暮れの風景。2013年12月29日撮影

皆様のご多幸を心よりご祈念申し上げます。

日本滞在報告②

引き続き、日本での活動報告です。

京都で支援者様向けに活動報告させて頂きました
さる、11月7日(月)に京都(京都市東洞院六角:ウイングス京都)にて活動報告をさせて頂きました。実は私はサラリーマン時代含め都合16年ほど京都市内に住んでおりましたので、「勝手知ったる場所」と言ったところです。京都開催ということで、京都文教大学の松田先生や生徒さんも駆けつけてくれました。

今回は永きにわたりフー太郎の活動を支えてくださっている大阪在住の中村育代さんのセッティングで貴重な機会を頂きました。日頃、中村さんが関係されている勉強会の参加者にお声掛け頂いて実現しました。

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大変立派な施設で御話しさせていただき光栄でした

報告会には遠方からの参加者も居られたとのことで、帰りの足の時間を考えてハショリ気味にお話をさせて頂きました。それでも環境保全や途上国支援に関して高い意識をお持ちの方が多かったようで、フー太郎の思いをしっかり受け止めて頂けたと感じました。また、報告会の後、京都らしい落ち着いた雰囲気のコーヒーショップで有志の皆さんと今後の団体の方向性などについて意見交換させて頂きました。支援者の皆さんとの活発なコミュニケーションを通じて、今後の活動に関する新しいアイデアや方向性を団体として打ち出して行く必要があるとつくづく感じました。

尚、この機会にご寄付をお寄せくださった皆様、本当に有難うございました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

京都文教大学の学生さん達と涙の?再会ができました
今年の8月に京都文教大学の学生さんがラリベラに来られて、交通安全キャンペーンを実施した件(騒動記?)については、既に本ブログでご紹介した通りです。昨年参加の学生さんも含め、賑やかな再会となりました。

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京都伏見の居酒屋に集結

学生さん達に帰国後の話を聞いたところ、元の日本での日常生活に染まりつつも、やはりエチオピアでの出来事を思い起こせば、未だに強烈なインパクトを持ち続けるていること。またラリベラでの交通安全キャンペーンについて、フー太郎による多大なサポートがあったにせよ、何かを成し遂げられたという自信と達成感を持つ事ができたとの感想もありました。

中でも一番うれしかったニュースは、昨年(2012年)参加の学生さんの一人がラリベラでの経験を糧に見事、就職内定を勝ち得たというものです。実は昨年の参加者は主に三回生だったので、就職に関するアドバイスも少しさせていただいたわけです。内容的には「日本企業のスキルやノウハウはレベルが高いので、日本では当たり前のものであっても海外(特に途上国)では十分に需要がある」「国際協力活動に関わりたいのであれば、まずは国内企業に就職して海外で使えそうな技術や経験を得る事が先決」といったもの。その学生さんは、道路建設の会社に内定したわけですが、「将来的(退職後?)には道路建設に関するノウハウを生かして途上国支援に尽力したい」という志望動機が高く評価されて内定獲得に至ったそうです。フー太郎の活動が思わぬ所で社会貢献に繋がっていることには、とても嬉しく思いました。

番外編:自然林の聖地 白神山地へ行ってきました
禿山ばかりのエチオピアで植林活動を行っていると、日本の自然林の美しさが身に沁みます。元来の東北好き、縄文文化好きの血も騒いで、世界自然遺産にも登録されている白神山地(秋田・青森県境)に行ってきました。残念ながら季節外れの大雪で、世界遺産登録区域内には入れずに、その周辺地訪問でお茶を濁すことになりましたが、東北の自然の雄大さ、人情の濃さには十分触れる事ができました。

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白神山地観光では定番の青池。なぜ水が青く見えるか科学的にも未解明

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雪で散策できなかったぶな林

あと一歩届かず。エチオピアの2014ブラジル・ワールドカップ本大会進出

さて、今年の9月17日付の駐在員便りでお伝えした通り、エチオピアのサッカー・ナショナルチームは10組に分かれて行われたアフリカ一次予選で見事、グループA組トップを勝ち得ました。次のステップは各組トップチーム(10チーム)のうちくじ引きで5グループx2チームが決定。それぞれホーム&アウェー方式で2試合行い、勝ち点で上回ったほうがアフリカ出場枠5枠に入るといもの。ちなみにエチオピアの対戦相手は強豪国のナイジェリア(2013年10月FIFAランキング33位)となりました。

他のアフリカ諸国同様、エチオピア国民にとってサッカーが最も人気のある大衆スポーツとなっているものの、残念ながら最近のFIFAランキングでは100位前後をうろうろする状況。ここ40年あまり、ワールドカップの出場経験が無いエチオピア国民にとっては、まさに千載一遇のチャンスが訪れたわけです。このランクでもしワールドカップ出場となればまさに奇跡と言えるかも知れません。エチオピア国民の期待はいやが上にも一気に燃え上がっていました。

さて、ナイジェリアチームをアディス・アベバに迎えて行われたホーム第一戦は10月13日(日)。私は、その日たまたま日本への帰国の途中で、アディス・アベバに滞在。このエチオピアのサッカー史上、まさに記憶に残る瞬間に居合わせることができたのは、何か因縁めいたもの感じました。

試合は午後4時キックオフでしたがそれまでの時間、街中の至る所で、ナショナルチームのユニフォームに似せたTシャツの売り子、カラーリングのサービス等が出張り、重要な試合に向けての盛り上がりを演出していました。試合会場となったスタジアム周辺は警察の車両が何台も待機していて、チケットの無い人間がスタジアムに近づかないよう厳戒態勢が敷かれていました。市民による観戦はいきおい街中のカフェなどのテレビの前に陣取ってすることになりました。

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ここ彼処で目にしたフェイスペインティングのサービス①

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フェイスペインティング・サービス②

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お揃いのTシャツに身を固めた若者たち

さて、結果の方ですが、やはり地力に勝るナイジェリアが2-1で勝利を収めましたが、エチオピアチームは日本チームばりのショートパスをつなぐ連携サッカーで先制点を奪うなど善戦しました。特に前半のボール支配は見事でした。後半はやや疲れが見え、体格的にも優位なナイジェリアに押し込まれていました。ただ惜しかったのはエチオピアのフォワードが放ったシュートがゴールの中(空中)に確実に入っていたものの、相手ディフェンダーが間一髪でグラウンド(ボールがゴール内の地面に落ちること)を阻止し、得点にさせなかったシーンです。これが得点となっていたら結果はわからなかったことでしょう。

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市民でごった返すスタジアム近辺のマスカル・スクエア

ところで私は定宿のタイトゥホテルの半パブリックビューイングで観戦したわけですが、面白かったのは、試合が終了した時の観客の反応です。日本であれば、試合終了後しばらくは、あそこが良かったとか悪かったという話に花を咲かせるところでしょうが、ここエチオピアでは負けが決まった途端、我先に皆席を立ったことです。まあ、結果に対して意外に淡泊なのか、あるいは残念すぎて結果を真正直に受け止められないのか、その点は謎ですが、試合観戦中の大騒ぎ加減からすると予想外の反応でした。

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ホテルのレストランに即席で誂えられたパブリックビューイング

さて、11月17日にアウェーのナイジェリアで第2戦が行なわれたのですが、ご存知の通り結果は0-2で敗退。エチオピアのブラジル・ワールドカップ参加の夢は惜しくも絶たれてしまいました。それでも、今回大健闘したエチオピアナショナルチーム。国内プロリーグもそこそこ充実している他、なにせ持久力では半端無いエチオピア人のこと。スペインや日本のような「つなぐサッカー」を進化させれば、ドーハの悲劇を乗り越えた日本のように、次回2018年のロシア・ワールドカップ会場ではきっと緑・黄・赤の3色エチオピアカラーをピッチではためかせていることでしょう。

日本滞在報告①

この10月中旬から11月中旬にかけて日本に一時帰国していた関係でしばらくブログ更新が止まっておりました。まずは日本滞在報告から再開させて頂きます。

JICA東北のJICafe で活動報告させて頂きました

チラシ(JICAfe18エチオピア)_page0001



10月28日(月)夕方6時半より「エチオピアで森を育てる~世界遺産の街ラリベラでの植林活動記」と題してJICA東北(仙台市青葉区)主催のJICafe にて約2時間、フー太郎が実施したJICA草の根事業(2012年10月終了分)の活動報告をさせて頂きました。この催しは、JICAが行なっている国際協力事業について、その意義や成果を一般市民向けにアピールする目的で随時行なっているというもの。今回で18回目ということでした。月末の月曜日ということで集客が難しいと聞いてましたが、J1ベガルタ仙台の井上コーチはじめ、ラリベラやアディス・アベバでご縁を頂いた皆様にも多数ご参加いただき、大変賑やかな会合となりました。
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最初は緊張気味だったと思いますが、そのうち調子が
出てきました。


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エチオピア・コーヒーを味わいながら歓談

事後に実施させていただいたアンケートでは「エチオピアの独自の文化に大変興味をそそられた」「フー太郎の活動はすごいと思った」「国際協力活動におけるJICA、NGO、NPOの関係が良くわかった」といった感想をはじめ、大変好意的な評価を頂くことができました。私自身、多数の方を前にレクチャーを行なった経験はあまり無かったのですが、これを契機に一般の方にお話する機会をどしどし増やせればと思った次第です。

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有志打ち上げにて。「やー!」


JICA地球広場主催のPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)研修に参加

11月の3連休中、JICA地球ひろば主催の「国際協力担当者のためのPCMを活用したプロジェクト運営基礎セミナー・計画立案コース(2日間)」を受講させて頂きました。このセミナーはJICAが国際協力に関わるNGO/NPOのスキルアップを支援するために何と無料で開催しているもの。JICAではこのセミナー開催以外にも「組織力アップのための研修メニュー」や「NGO向けアドバイザー派遣制度」を用意するなど国際協力NGO/NPOに対する支援制度を充実させていて、私どもにとっては大変うれしい限りです。本セミナーには世界的な大手NGO・日本支部の担当者をはじめ、合計20名が参加しました。

PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)というのは、プロジェクトの立案に際してその狙いや工程を明らかにし、かつ合理的な事後評価を行なうための手法といったものです。JICA事業に限らず、アメリカやドイツの政府系支援機関でも同様の手法が活用されています。フー太郎が「JICA草の根事業」にエントリーし、資金提供を受ける場合は、すべてこの方式に則って計画書が作成されている必要があるわけです。本コースではPCMの概要の講義を受けた他、架空の村を設定しその村の開発計画を作成するという演習を行いました。

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2グループに分かれて演習問題に取り組む

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問題解決に関する目的と手段を明らかにしたロジック・ツリー

私は2012年10月に終了したJICA草の根プロジェクトの事業完了報告書を書く必要があった関係で、PCMについて独学では学んではいましたが、やはり今回色々理解が不足している部分が明らかになり、大変有意義な受講となりました。


日本滞在期②へ続く~

<自己紹介>

Fujimura Kenji

Author:Fujimura Kenji

- 藤村健司について -
6代目ラリベラ駐在員。某新聞社広告部での20年のサラ リーマン生活を経て、新たに国際協力の世界に挑戦。 既婚だが妻も韓国・ソウルで研究生活中。永遠の単身赴任 カップル。1962年生まれ

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